スライス、f文字列、文字列メソッドのおかげで、実際のプロジェクトのようにテキストを取り出し、整形し、きれいにしましょう。
このレッスンを Kodokon で開く実際のプロジェクトでは、文字列を絶えず扱います。注文の参照番号、メールアドレス、ファイルの各行などです。スライスは[start:stop:step]という記法で部分文字列を取り出します。stopのインデックスは含まれません。負のインデックスは末尾から数えます。そして境界を省くと、"最初から"あるいは"最後まで"という意味になります。
reference = "ORD-2026-00042"
print(reference[:3]) # ORD
print(reference[4:8]) # 2026
print(reference[-5:]) # 00042
print(reference[::-1]) # 24000-6202-DROf文字列はテキストを組み立てる現代的な方法です。文字列の前にfを付け、波括弧の中に式を書きます。コロンのあとの書式指定が表示を制御します。:.2fは小数点以下二桁に丸め、:03dはゼロで埋めます。実務では+による連結はやめましょう。f文字列のほうが読みやすく、型のエラーも避けられます。
product = "wireless keyboard"
price = 49.9
stock = 3
print(f"{product} : {price:.2f} EUR")
print(f"Stock : {stock:03d} units")
total = price * stock
print(f"Total : {total:.2f} EUR")文字列のメソッドは、データのクリーニングに必要なことをひととおり網羅します。stripは前後の空白を取り除き、splitはリストに分割し、joinは再びつなぎ合わせ、lowerとupperは大文字小文字をそろえ、replaceは置き換え、startswithとendswithは端をテストします。大切な点は、文字列はイミュータブルだということです。それぞれのメソッドは元の文字列を変更せず、新しい文字列を返します。
raw = " Alice.Martin@Example.COM ; ADMIN "
email, role = raw.split(";")
email = email.strip().lower()
role = role.strip().lower()
print(email) # alice.martin@example.com
print(role) # admin
print(email.endswith("@example.com")) # True