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移動する:pwd、cd、ls

ファイルツリーの中で自分の位置をつかみ、pwd、ls、cdでフォルダからフォルダへ移動しましょう。

7 分 · 3 問

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ファイルエクスプローラーでは、自分がどこにいるかが常に見えています。パスがウィンドウの上部に表示され、フォルダの中身が目の前に広がっています。ターミナルでは、そうしたものは初期状態では何も見えません。それでも、あなたは必ずどこかにいます。どの瞬間にも、シェルは1つの決まったフォルダの中にいて、これをカレントフォルダ、あるいは作業ディレクトリと呼びます。位置をつかむには3つのコマンドで足ります。今どこにいるかを知るもの、そこに何があるかを見るもの、そして移動するものです。1つ目は pwdprint working directory の略です。何も変更せず、ただ「私はどこにいるのか?」という問いに答えるだけ。迷ったと感じた瞬間に打つべき、反射のようなコマンドです。

BASH
yoann@laptop:~$ pwd
/home/yoann
pwdはカレントフォルダの完全なパスを返します。

2つ目は lslist の略で、カレントフォルダの中身を表示します。単独で使うと、名前だけのすっきりした一覧が出ます。オプション -llong の意味)を付けると、各行が詳しくなります。権限、所有者、サイズ、そして更新日時です。オプション -aall の意味)を付けると、隠しファイル、つまり名前がドットで始まるファイルも表示されます。オプションはコマンドの後ろに、ハイフンを前に付けて置きます。組み合わせることもできて、ls -la のように書きます。

BASH
yoann@laptop:~$ ls
Desktop  Documents  Downloads  Pictures

yoann@laptop:~$ ls -l
total 16
drwxr-xr-x 2 yoann yoann 4096 7月 20 09:14 Desktop
drwxr-xr-x 5 yoann yoann 4096 7月 21 18:02 Documents
drwxr-xr-x 3 yoann yoann 4096 7月 19 11:47 Pictures

yoann@laptop:~$ ls -a
.  ..  .bashrc  Desktop  Documents  Downloads  Pictures
同じコマンドをオプションありとなしで。ls、そして ls -l と ls -a。

3つ目は cdchange directory の略で、あなたを移動させます。行きたいフォルダの名前を渡します。丸暗記する価値のあるショートカットが4つあります。cd .. は1つ上のフォルダに上がります。cd ~ホームフォルダに一発で戻ります。cd / はマシンのルートに行きます。そして cd を単独で打つと cd ~ と同じ動きをします。なお、cd が成功したときにはメッセージが一切出ません。ターミナルでは、沈黙こそがすべて順調だという合図です。

BASH
yoann@laptop:~$ cd Documents
yoann@laptop:~/Documents$ pwd
/home/yoann/Documents
yoann@laptop:~/Documents$ cd ..
yoann@laptop:~$ cd ~
yoann@laptop:~$ pwd
/home/yoann
フォルダに入り、親に戻り、そのままホームへ。

理解度チェック

このレッスンの要点をしっかり覚えているか確認しましょう。

  1. 自分が今どのフォルダにいるのか分からなくなりました。どのコマンドを打ちますか?
    • ls
    • cd
    • pwd
    • whoami
  2. cd .. コマンドは何をしますか?
    • 親フォルダに上がる
    • ホームフォルダに戻る
    • 隠しファイルを表示する
    • .. という名前のフォルダを作る
  3. cd Documents と打ったのに、ターミナルには何も表示されません。何が起きたのでしょう?
    • コマンドが黙って失敗した
    • 移動は成功した。メッセージがないのは問題がない証拠
    • ターミナルが固まっているので閉じるしかない