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開発者のための基本のセキュリティ

いくつかの簡単で長続きする習慣で、アカウント、秘密の鍵、そして自分のパソコンを守りましょう。

8 分 · 3 問

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身を守るのに、達人になるまで待つ必要はありません。最初の一週間から、あなたは大切なものを扱っています。メールのアカウント、コードを置くサービスのアカウント、ときには有料サービスのアクセスキー。今のうちに身につけた習慣が、後になってとても具体的な災難を防いでくれます。たとえば、盗まれた鍵で数万円の請求が積み上がる、といったことです。

まずはアカウントから。サービスごとに違うパスワードを、複雑さより長さを重視して。珍しい単語を4つ並べたフレーズは、ひねった8文字の単語より強いです。何も覚えなくて済むように、パスワード管理ツールを使いましょう。次に二段階認証を有効にします。まずは2つのアカウントで。メールと、コードのアカウントです。この2つはほかのすべてを再設定できてしまうので、王国の鍵にあたります。

次はコードの中の秘密情報の話です。秘密情報とは、APIキー、データベースのパスワード、アクセストークンのこと。あなたがあなたであることを証明する文字列です。ルールは絶対です。秘密情報をコードのファイルに直接書くことは決してありません。自分のパソコンに置いたままの .env ファイルにしまい、そのファイルを .gitignore に加えて、オンラインに出ていかないようにします。

BASH
# .env: 自分のパソコンに置いたまま、決して共有しない
API_KEY=secret_key_do_not_publish
DB_PASSWORD=local_password

# .gitignore: これらのパスを無視するようGitに伝える
.env
node_modules/
秘密情報は.envの中で暮らし、.gitignoreがGitに追跡させません。

最後に、インターネットで見つけたコマンドには用心しましょう。理解できない行は決して実行しないこと。とくに sudo で始まる行は要注意です。この単語は「管理者権限で」という意味、つまりパソコンの中身を何でも変更したり消したりできる力を指します。ダウンロードと実行を一気にやってしまうインストール用スクリプトにも、同じ慎重さを。

BASH
# 避けたい書き方: 何も読まないまま実行してしまう
curl https://example.test/install.sh | bash

# よりよい方法: ダウンロードして、読んでから決める
curl -o install.sh https://example.test/install.sh
less install.sh
bash install.sh
スクリプトをダウンロードし、実行する前に読むのにかかるのは30秒です。

理解度チェック

このレッスンの要点をしっかり覚えているか確認しましょう。

  1. プロジェクトの中で、APIキーはどこに置くべきですか?
    • コードのファイルに直接書く。そのほうが簡単だから
    • ローカルの .env ファイルの中。.gitignore でリポジトリから除外する
    • コミットのメッセージの中。あとで見つけやすいから
  2. 誤って秘密の鍵を公開してしまい、そのファイルを消しました。どうしますか?
    • もう何もしない。ファイルはなくなったから
    • 提供元のサービスで鍵を失効させ、新しい鍵を作る
    • 足跡を消すためにリポジトリの名前を変える
  3. インターネットからコピーした sudo で始まるコマンドを警戒するのはなぜですか?
    • 必ず動作が遅くなるから
    • 管理者権限で実行され、何でも変更できてしまうから
    • Windowsでしか動かないから