4つの材料(文脈、タスク、制約、フォーマット)でリクエストを組み立て、本当に役立つ回答を引き出しましょう。
このレッスンを Kodokon で開くプロンプトとは、あなたがAIに送るメッセージ、つまりあなたの質問、リクエスト、指示のことにほかなりません。それはあなたが持つ唯一のてこであり、そして決定的です。同じAIでも、プロンプトの質しだいで、平凡な回答にも素晴らしい回答にもなります。ルールは人間相手のときと同じです。あいまいなリクエストには、あいまいな回答が返ってきます。比べてみましょう。
ループについて説明して。このプロンプトを前にすると、AIは推測しなければなりません。どの言語のループ? どのレベル向け? 一行で? それとも十ページで? 例つきで? 例なしで? AIはこれらすべての問いに平均的な答えを選び、あなたには一般的な説明、つまり誰にも合わせておらず記憶にも残らない説明が返ってきます。では、足りない情報を加えてみましょう。
文脈:私はプログラミングのまったくの初心者です。JavaScriptの変数とif/elseの条件は分かりますが、それ以外は何も知りません。ループは私にとってまったく新しい概念です。
タスク:ループとは何か、何のためにあるのかを、日常生活のたとえを使って説明し、そのあとにJavaScriptで極めてシンプルな例を一つだけ、行ごとにコメントをつけて示してください。
制約:
- やさしい語彙で、専門用語はすべて初めて登場したところで定義してください。
- 説明は最大15行まで。
- いまはループの種類を一つだけ示してください。
フォーマット:1) たとえ、2) コメントつきの例、3) 私の理解を試す質問。この2つ目のプロンプトには、良いリクエストの4つの材料が含まれています。文脈:あなたが誰で、すでに何を知っていて、まだ何を知らないか。これがあなたのレベルに合った回答を可能にします。タスク:あなたが期待すること。正確な動詞(説明する、比較する、訂正する、問題を出す…)を伴います。制約:回答の限界(長さ、語彙、してはいけないこと)。フォーマット:期待する形式(リスト、番号つきの手順、表、締めの質問…)。
文脈:私は[題材]の初心者です。すでに知っていることはこちら:[知っていること]。つまずいていることはこちら:[あなたの困りごと]。
タスク:[説明して / 比較して / 訂正して / 質問して][正確な概念]。
制約:
- 私のレベルに合わせ、専門用語はすべて定義してください。
- 完全な解答は渡さないでください。ステップごとに導いてください。
- [最大の長さ、言語、その他の限界]
フォーマット:[番号つきリスト / 説明+例 / 一問一答]、そして私の理解を確認する質問で締めくくってください。最後に一つ、欠かせない点があります。プロンプトは一発で合格しなければならない試験ではありません。AIとの会話は反復的なものです。回答が難しすぎたら「もっとシンプルに言い換えて」と返し、長すぎたら「5行にまとめて」、的外れなら足りない文脈を加えます。一回一回のやりとりが結果を磨き上げます。AIを最もうまく使う人は、完璧なプロンプトを書く人ではなく、対話を続ける人なのです。