ディスクがどう整理されているかを読み取り、絶対パスと相対パスを書けるようになりましょう。
このレッスンを Kodokon で開くファイルとは、名前の付いた箱で、中にデータが入っています。文章、写真、音楽、コードなどです。フォルダ(ディレクトリとも呼びます)はバインダーです。それ自体はデータを持たず、ファイルや別のフォルダを収めます。それだけです。三つ目の種類はありません。この単純さは朗報です。これから何年も扱っていくものは、すべてこの二つの言葉に収まるのですから。
フォルダの中にフォルダを入れ、その中にまた別のフォルダを入れられるので、全体は木の形になります。これをディレクトリツリー、あるいは階層構造と呼びます。いちばん上にあるのがルート、すべてがそこから枝分かれしていく出発点です。Windowsでは、メインディスクのルートは C:\ と書きます。macOSとLinuxでは単に / です。あなたの機械にあるすべてのファイルは、この木のどこかに、しかもただ一か所だけに存在します。
my-project/
index.html
notes.txt
images/
logo.png
beach-photo.jpg
styles/
style.cssファイルをあいまいさなく指し示すには、そのパスを書きます。ある出発点から、フォルダをたどっていく道順のことです。その出発点がルートのとき、絶対パスと呼びます。完全な住所のようなもので、機械のどこにいても目的地にたどり着けます。フォルダの区切りは、Windowsではバックスラッシュ \、macOSとLinuxではスラッシュ / です。なお日本語環境のWindowsでは、バックスラッシュが円記号として表示されることがありますが、中身は同じ文字です。
Windows C:\Users\Marie\my-project\images\logo.png
macOS /Users/marie/my-project/images/logo.png
Linux /home/marie/my-project/images/logo.png毎回この完全な住所を書くのは面倒です。そこでたいていは相対パスを使います。いまいる場所からの道順です。二つのショートカットが常に登場します。点一つ . は「カレントフォルダ」、つまりいま自分がいるフォルダを指します。点二つ .. は「親フォルダ」、すぐ一つ上のフォルダを指します。住所を最初から読み上げる代わりに「隣の部屋」と言うようなものです。
my-projectフォルダの中から見ると:
images/logo.png imagesサブフォルダの中のlogoファイル
./notes.txt このフォルダにあるnotesファイル(点は省略可)
../other-project/ 一つ上に戻ったところにある隣のフォルダ.. は何を意味しますか?