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ファイルとフォルダ:階層構造とパス

ディスクがどう整理されているかを読み取り、絶対パスと相対パスを書けるようになりましょう。

7 分 · 3 問

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ファイルとは、名前の付いた箱で、中にデータが入っています。文章、写真、音楽、コードなどです。フォルダディレクトリとも呼びます)はバインダーです。それ自体はデータを持たず、ファイルや別のフォルダを収めます。それだけです。三つ目の種類はありません。この単純さは朗報です。これから何年も扱っていくものは、すべてこの二つの言葉に収まるのですから。

フォルダの中にフォルダを入れ、その中にまた別のフォルダを入れられるので、全体は木の形になります。これをディレクトリツリー、あるいは階層構造と呼びます。いちばん上にあるのがルート、すべてがそこから枝分かれしていく出発点です。Windowsでは、メインディスクのルートは C:\ と書きます。macOSとLinuxでは単に / です。あなたの機械にあるすべてのファイルは、この木のどこかに、しかもただ一か所だけに存在します。

TEXT
my-project/
  index.html
  notes.txt
  images/
    logo.png
    beach-photo.jpg
  styles/
    style.css
ディレクトリツリー。名前の後ろにスラッシュが付いているものがフォルダです。

ファイルをあいまいさなく指し示すには、そのパスを書きます。ある出発点から、フォルダをたどっていく道順のことです。その出発点がルートのとき、絶対パスと呼びます。完全な住所のようなもので、機械のどこにいても目的地にたどり着けます。フォルダの区切りは、Windowsではバックスラッシュ \、macOSとLinuxではスラッシュ / です。なお日本語環境のWindowsでは、バックスラッシュが円記号として表示されることがありますが、中身は同じ文字です。

TEXT
Windows      C:\Users\Marie\my-project\images\logo.png
macOS        /Users/marie/my-project/images/logo.png
Linux        /home/marie/my-project/images/logo.png
同じファイルを、三つのシステムそれぞれで絶対パスとして書いたもの。

毎回この完全な住所を書くのは面倒です。そこでたいていは相対パスを使います。いまいる場所からの道順です。二つのショートカットが常に登場します。点一つ . は「カレントフォルダ」、つまりいま自分がいるフォルダを指します。点二つ .. は「親フォルダ」、すぐ一つ上のフォルダを指します。住所を最初から読み上げる代わりに「隣の部屋」と言うようなものです。

TEXT
my-projectフォルダの中から見ると:
  images/logo.png          imagesサブフォルダの中のlogoファイル
  ./notes.txt              このフォルダにあるnotesファイル(点は省略可)
  ../other-project/        一つ上に戻ったところにある隣のフォルダ
相対パスは必ず、いま自分がいる場所から始まります。

理解度チェック

このレッスンの要点をしっかり覚えているか確認しましょう。

  1. パスの中の .. は何を意味しますか?
    • 親フォルダ、つまりすぐ一つ上のフォルダ
    • カレントフォルダ
    • ディスクのルート
    • 隠しファイル
  2. 絶対パスと相対パスの違いは何ですか?
    • 絶対パスはルートから始まり、相対パスはいまいる場所から始まる
    • 絶対パスの方が相対パスより短く書ける
    • 相対パスはWindowsでしか使えない
  3. ファイル名に空白や全角文字を使わない方がよいのはなぜですか?
    • ターミナルやWebサーバーでエラーの原因になるから
    • ファイルのサイズが大きくなるから
    • OSが禁止しているから